錯視作品3兄弟VRVR

この作品は、弊社が開発した三次元画像に関する情報全部をコンパクトな動画ファイルに格納し、第三者に再配布 し、簡単 / 軽快 / 高品質に再生できる新技術VR-VR (Virtual Realistic Volume Rendering)technologyを使用しています。マウスまたはキーボードの矢印キーで、オブ ジェクトを水平回転、手前から奥にクリップ深さを変えるなどして、自由に 3D像を観察することができます。つまり、決まった回転しかしない作品 1 と異なり、作品 2 は対話的に操作しながら、好きな方向から自由に切って見ることができます。向きや断面によっても、見え方は多様に変化致します。

作品について

これらの作品は、陶器製招き猫の置き物を産業用 X 線 CT 装置で撮像し、得られた断層画像を三次元構築し、ボリュームレンダリングによって可視化し、作ったムービーです。

長男(中央)はいたって普通のボリュームレンダリング。次男(左)は最高輝度の画素を集めて投影 (projection)した MIP (Max Intensity Projection)表示で、素材の密度による半透明表現と言えます。 三男(右)は形状の輪郭によるレンダリングで、内部の中空構造を半透明で表現しています。