Surfacingモジュール
Surfacingモジュール(面貼り機能)
製造業の基幹業務は3D CADを中心に動いているため、同じ三次元という観点から、計測系のデータを単純にCADに持ち込みたいと発想することは自然です。しかしながら、単純な処理で、計測系データをCADデータに自動的に変換することは原理上、困難です。両方のデータは画面上で同じように見えても、データの成り立ちやコンピュータによる内部表現の方法が全く異なるためです。計測系のデータは画素、三角形、座標値などの要素が離散的に存在しているだけで、形状としての幾何学的な意味を実は持ちません。
一方、CADソフトウェアは、表面のみの構造で形状が定義されるサーフェス系CADと中身が詰まった構造を持つソリッド系に大別され、形状要素はNURBSなどの数式とそれを制御する情報から定義されています。計測系の大規模になりがちなデータを読み込んで表示/測定したり、面を貼ってCAD化するには、CADではなく、PointMasterのようなリバースエンジニアリングと呼ばれる分野のソフトウェアが必要です。
PointMasterを使えば、ポリゴンデータの表面に面(サーフェス)を貼ることによって、ポリゴンをCAD化し、結果をIGESファイルとして出力することができます。
実用に耐えるCADデータを作るには、ひと手間掛かるのが実情です。逆に言えば、工数を掛けても良いという了解があれば、計測データの品質や構造の複雑さにもよりますが、計測系のデータをCAD化することができます。構造解析やデザインなど、使うソフトウェアや入力フォーマットが決まっている場合はそうせざるを得ない場合が多いと言えます。
PointMasterは、単純な処理の繰り返しにより、高品質なCAD面を誰でも速く、簡単に作れることが最大の特徴です。
CAD作成ワークフロー
![]() (1)計測データ |
![]() (2)単純形状の近似 ※この場合は球体 |
![]() (3)ポリゴンデータの穴や形状の破綻を修復 |
![]() (4)自由曲面の輪郭をスケッチします |
![]() (5)CAD面が貼られます |
![]() (6)計測データと貼られたCAD面の誤差を随時評価できます |
![]() (7)等高線表示による面や接続品質のチェック |
![]() (8)面の拡張機能 |
![]() (9)近似形状をスケッチした自由曲面を組み合わせて、トリミングします |
![]() (10)Brepで記述された最終形状 |
PointMasterによるCADリンク
SurfaceデータをIGESファイルとして出力
IGESファイルから3D CADソフトウェアへ
PointMasterは、以下の3D CADソフトウェアへデータの持ち込みが可能です。
![]() SolidWorks 2004 (米SolidWorks Corporation) |
![]() thinkID-DesignXpressions (米think3) |
![]() CATIA Version 5 Release 13 (仏Dassault Systems) |
![]() Rhinoceros (米McNeel) |
![]() I-deas 11 NX Series (米UGS PLM Solutions) |
![]() Pro/ENGINEER Wildfire 2.0 (米PTC) |
![]() NX3 (米UGS PLM Solutions) |
















